宗教政治はインドに深い害を与えている(GhulamNabi Azad氏)
PTI|2022年11月29日、08時18分IST
JAMMU KASHMIR: 民主アザド党党首Ghulam Nabi Azadは火曜日、宗教に基づく政治は国に「深く害を与えた」と述べ、今の「断絶的」状況を打破するためにも、有権者に対し投票の前に全ての候補者とその政党の実績をチェックするよう要請した。彼は、政治的獲得のために宗教的分裂を持ち込む流行りのトレンドを「不幸なこと」と呼び、発展的な問題に関して彼と議論するよう挑発した。
「宗教政治は私たちの国を深く傷つけ、人々は先行きに進歩的なロードマップを利用できずに苦しんでいる」とアザドはジャンム・カシミール州ドーダ地区のカスティガルで開かれた市民集会で演説し、人々に断絶政治を拒否するよう問いかけ、開発をベースとする候補者や政党に投票すべきと言った。
「彼ら(有権者)は、投票の前に全ての候補者とその政党の実績をチェックしなければなりません。それが、分裂の企てを打ち負かす唯一の方法です」と述べ、現代の世界に宗教政治は存在する余地がない、と付け加えた。
民主アザド党(Democratic Azad Party (DAP) )の党首は、政党の特定は避けたが、ジャンム・カシミール地域でも宗教的な線引きで人々を分断しようとする試みがなされていると述べた。
「一部の政党が、自分たちの政治的利益を確保するために、宗教的な損得勘定で人々を分裂させようとしているのは残念なことです。しかし彼らは開発問題に焦点を当て、若年層に雇用への道を作り出そうとしている。だが彼らはそれを実現できないことを知っているので、権力を得るために共闘戦略を採用するのです」と彼は言った。
アザド氏は、ジャンム・カシミール州知事を2年半務め、それをかつて「黄金の開発時代」と呼んだことを人々に思い出させた。
「チェナブ渓谷(チェナブ渓谷は、ジャンム・カシミール地方を流れるチェナブ川によって形成された川の渓谷で、この言葉は、ジャンム一帯のドーダ、キシュトゥワール、ランバン地区を総称して使われる。)は歴代政権に見過ごされ、真の開発は行われてきませんでした。私が知事になったとき、私は同地に道路、学校、病院を建設しました。この内陸の地域に、基礎教育過程の学校さえなかったときに、大学さえも設立したのです」と述べた。
「ジャンム・カシミール州とチェナブ渓谷の人々は特に、断裂を煽る議題を拒否し、連邦領の平和、調和と発展を確保するためにDAP(Defense Acquisition Procedure, 防衛装備品調達手順)に参加しなければなりません」と彼は付け加えた。